カメラ初心者必見!!F値(絞り値)設定の決め方


今回はカメラ初心者の方に向けて、カメラのF値(絞り値)設定の決め方をお伝えしていきます!!

これからご紹介する設定のやり方は、僕がカメラマンとして色んなシュチュエーション、色んな被写体を撮影してきた結果身に付いた設定のやり方なので、絶対こうした方がいいとゆうものではありません。

それに、趣味でするのであれば表現は自由なので、自分で色々試してみて、お好みの設定を見つけて頂ければと思います。

今回は、今は初心者だけどいつかは仕事でカメラマンになりたい、、とか、趣味でカメラをしているけど副業カメラマンをしてみたいと思う方に向けて、ご説明していきます( ´ ▽ ` )ノ

ポートレート撮影


まず初めに、ポートレート撮影の場合のF値設定をお伝えしていきますね。

  • 被写体が1人の場合
  • 被写体が2〜5人の場合
  • 被写体が5人以上の場合


この3つのパターンに分けて説明します。

1.被写体が1人の場合


僕はF.4〜5.6の間で設定しています。

その理由としては、大前提として被写体全体にしっかりピントを合わせるとゆうところです。それは人数が増えても同じ事です。

例えば、作品撮りで被写体のパーツ(目や指etc、、)を撮る場合は、F値1.4で背景ボカして被写体を引き立たせる等の撮影方法もありますが、クライアントワークの場合は別です。

七五三等の撮影で子供を単体で撮る場合に、片方の目にはピントは合ってるのに、もう片方の目がボケていたらどうでしょう?中には気にならない方もいるかもしれませんが、僕が依頼した側だとはっきり言って嫌です。。

自分が親の目線になった時に、背景がめちゃくちゃボケて子供が引き立っているけど子供のピントが全体には合っていないより、背景はそこそこボケてて子供にピントがしっかり合っている方が嬉しくないでしょうか?

僕はその気持ちから、F値を4〜5.6の間で設定しています。

背景はそこそこボケて、被写体(1人)にもしっかりピントが合うとゆう僕の中での安心ラインです。
安心とつけたのは、F.2.8でもピントが全体に絶対合わないわけではありません。
ですが、実はF値の数値が低くなればなるほどピントは外れやすいのです。

その為、ピントが外れにくく背景もそこそこボケて被写体(1人)にしっかりピントが合う安心ラインで僕は設定しているのです。

2.被写体が2〜5人の場合


被写体1人の場合でほぼ話してしまったのですが(笑)、人数が増えても設定の考え方は同じになります。

被写体が2〜5人の場合は、

F.6.3〜7.1の間で設定しています。

2〜5人の場合も同じで、やはり全員にピントを合わせる事が前提です。
F値の数値が1人の時より大きくなるので、その分背景のボケ具合は弱くなりますが、

この人数を撮る時の安心ラインF6.3〜7.1とゆう事になります。

3.被写体が5人以上の場合


5人以上はどれだけ人数が多くても設定は同じになります。

F.8〜11の間で設定します。

ここまでF値の数値を大きくすると、人物だけではなくほぼ背景にもピントが合うレベルになります。
ですが人数が多い場合、例えば集合写真等では背景もピントが合ってる方が、何処に来て、何処で撮ったかが写真を見て分かりやすいので、ボケが弱い方が良い場合もあるのです。

以上が人物撮影での設定になります(`_´)ゞ

その他の撮影


その他とさせて頂いたのは、撮影ジャンルは風景写真、建造物写真、動物写真、etc、、
たくさんあります。

これを全て細かく説明してもいいのですが、実はその必要はないんです。。
ここまで読んで下さった方はもう既にF値の設定を解っています。

先程、ポートレート撮影のF値の設定をご説明させて頂きました。
その他のジャンルの設定も考え方が同じなのです!!

自分がどれくらいの範囲でピントを合わせたいのか、、どれくらいボカしたいのか、、
例えば、風景写真を撮る場合、全体的にピントを合わせたいので、F.8〜F.11に、
動物を1匹撮る場合は、F.4〜5.6に設定といったように考え方はポートレート撮影と変わらないんです!!

暗い場所での撮影

基本的にはご紹介した安心ラインで色んなジャンルの撮影ができるのですが、例えば極端に暗い場所での撮影だと明るさが足りないので、被写体の人数問わずF値を開放(レンズの1番低い数値)にしなければいけない状況等もあります。

しかし、クライアントワークで今までも現在も案件を受けていきましたが、1度もそういった状況の撮影はありません。
プライベートで夜景撮影や、星空撮影をするのであれば、F値を開放にして撮る事もありますが、仕事で(主にクライアントワークでは)開放で撮る事は皆無です。

ですので、仕事で撮影する場合のF値の設定はこれまでご紹介させて頂いた安定ラインで事足りると言う事です。

設定に対する考え方

仕事をしていく上で大事なのは、撮影現場でクライアントさんをお待たせしない事です。
撮影時カメラマンは、被写体の身なりや、立ち位置、ポージング、光の当たり方等、、気にかけるポイントがたくさんあります。

そんな状況で、設定するのに時間をかけていたらどうでしょうか?
僕が依頼者ならやはり「このカメラマン大丈夫かな、、」と不安になります。

大事なのは、撮影までに決めれる事は決めておくとゆう事です。

設定は打ち合わせの段階で、撮るロケーションや人数等をクライアントさんから聞いていたら、
予測ができます。

例えば、スタッフ紹介の個人写真を撮って欲しいみたいやからF.4で撮ろうとか、お店前で集合写真を撮るみたいやからF.8で撮ろうとか、、

事前に自分の中で決めておけば、撮影時に設定で手間取る事は無くなりますし、
クライアントさんをお待たせする事もありません。

以上の事から、今回紹介した設定を是非参考にしてみて下さい( ´ ▽ ` )ノ

まとめ


いかがだったでしょうか?今回は僕が仕事で撮影する際の設定や考え方をお伝えしてきました。

何度でも言いますが、基本的に写真の表現は個人の自由です。
それを前提でいつもカメラに関する記事を書いています。

僕が運営しているカメラサークルの方達にもお伝えしているのですが、
最低限カメラの使い方はお伝えしているのですが、撮り方を教えた事はありません。

それをお伝えしてしまうと、みんなが同じような写真を撮るようになり面白くないからです。

今回は撮り方ではなく設定のやり方ですが、あくまで仕事で撮影するならこうゆう設定や考え方もありますよとゆう1つの指標に過ぎません。

特に趣味でこれからもしていくとゆう方が読んで下さっていたら、どうか鵜呑みにしないで下さい(笑)もちろん趣味でも使える設定方法ではありますが、自分で色々試して自分なりの設定方法を見つけて頂けたら幸いです。。

もしここが分からないとか、こうゆう時どうしたらいいの?等、
質問がある方は遠慮なくコメントやお問合せ下さいね!!

それでは今日はこの辺で。。

ほなまた( ´ ▽ ` )ノ