前回のカメラ初心者必見!!SS(シャッタースピード)設定の決め方に続いて、今回はカメラ初心者の方に向けて、カメラのISO感度(イソ)設定の決め方をお伝えしていきます!!
これからご紹介する設定のやり方は、僕がカメラマンとして色んなシュチュエーション、色んな被写体を撮影してきた結果身に付いた設定のやり方なので、絶対こうした方がいいとゆうものではありません。
それに、趣味でするのであれば表現は自由なので、自分で色々試してみて、お好みの設定を見つけて頂ければと思います。
今回は、今は初心者だけどいつかは仕事でカメラマンになりたい、、とか、趣味でカメラをしているけど副業カメラマンをしてみたいと思う方に向けて、ご説明していきます( ´ ▽ ` )ノ
野外撮影
まず、野外撮影の場合のSS(シャッタースピード)設定からお伝えしていきますね。
- 晴れた日の野外撮影
- 曇り(雨)の日の野外撮影
この2つに分けて説明していきます。
1.晴れた日の野外撮影
まず晴れた日の野外撮影の場合の設定をお伝えしていきます。
ISO100で設定します。
こうして書いてみるとすごくシンプルですね(笑)
ですが、晴れていればISOは100で固定設定になります。
これ以上数値を上げると、背景が白飛びする可能性が出てくるからです。
なので、晴れた日の野外撮影はISO感度100で固定でいきましょう!!
2.曇り(雨)の日の野外撮影
早くも次にいきますが(笑)曇り(雨)の日の野外撮影の場合の設定をお伝えしていきます。
ISO200〜ISO800の間で設定します。
晴れた日と違い数値に幅がありますが、その理由をお話します。
まず晴れた日と決定的に違うのが、太陽が出ているか出ていないかですね。
太陽の光は言うまでもなくかなり強いですよね?
この太陽が隠れていれば、世界はもちろん暗くなります。
そうなった時にISO感度を上げなければいけません。
ISO200〜ISO800と数値の幅が広いのは、撮影する場所や、曇り具合によって露出(明るさ)が違うからなのですね。
例えば、初めはISO200で露出を合わせていたけど、曇り具合が変わって影が濃くなってきたら
ISOを400に上げたり、それでも露出が足りなかったらISO800にしたりと、、状況に応じて調整していきます。
僕の経験上、今まで日中どんなに曇ってもISO800以上に上げる事がなかったので、上限を800にしましたが、夕方以降だと日中より暗くなっていくのでISO800より上げる必要も出てきます。
先程晴れた日はISO100で固定とお話ししたのですが、日が当たらず影の中で撮影する場合は暗いので、やはりISOを上げる必要が出てくるのですね。
その場合はISO200〜ISO800の間で調整しましょう!!
以上が野外撮影の時の設定になります。
室内撮影
続いて室内撮影の場合の設定をお伝えしていきます。
初めにお伝えしておくと、室内撮影はもっとシンプルです(笑)
なぜなら野外撮影と比べ、部屋の場所によって露出が変わる事が少ないからです。
野外だと太陽が出てるか出ていないか、、影の中で撮る、、等で設定を変える必要がありました。
ですが室内は太陽も影もないので、状況によって設定を変えるとゆう事が少ないのですね。
1度ISO感度を設定したら、そのまま何も気にせず撮影できると言う事です。
野外撮影と比べたら楽なもんです(笑)
室内撮影の設定目安ですが、、
ISO400〜ISO3200の間に設定します。
これも数値の幅が広いのですが、その理由を説明していきます。
部屋の明るさは、使っている電気の種類(光の強さ)や窓があるかないか等で変わります。
例えば、電気の明かりが強くて、窓がたくさんあって晴れてたらISO400程でいける場合と(曇りだとそれ以上に上げる)、電気の明かりが弱くて、窓がない場合だとISO3200程まで上げないといけない場合もあります。
先程、室内撮影に至っては基本的に1度ISO感度を設定してしまえば変える事が少ないと言ったのですが、窓の付近で撮影する場合は設定を見直しましょう。
部屋の中でも、窓の付近は晴れてたら光が入ってくるので明るいです。
1度部屋の露出を見て設定しても、そのまま窓の付近で撮影したら白飛びする可能性が出てくるのですね。
あまりこうゆう状況は少ないのですが、部屋によってはたまに1ヶ所だけスポットライトみたいに明るい場所がある場合もあるので、その時も設定気を付けて下さいね!!
以上が室内撮影の設定になります。
その他の撮影
暗い場所での撮影
暗い場所でのISO感度の設定ですが、考え方としてはまず、SS→F値の順番で設定した上で、足りない明るさをISO感度を上げて補うとゆう形になります。
と言うのも、ISO感度は数値を上げすぎると写真にノイズが走るからです。
できる限りノイズを少なくする為にも、SSとF値で可能な限り明るさを稼ぎましょう。
それで足りない明るさをISO感度で調整するとゆう形ですね。
人によって感じ方は違いますが、僕の体感では、ISO6400以上になるとノイズが目立ちます。
ですが実際は、クライアントワークの案件でISO6400以上に上げての撮影は今までありませんでした。なので、実際そこまで感度を上げる時とゆうのは、プライベートで夜景撮影や星空撮影等のシーンで上げるくらいものです。
設定に対する考え方
F値設定の決め方とSS設定の決め方の時にもお伝えしたのですが、大事な事なので今回も同様、設定に対する考え方を記載させて頂きます。(これまで読んで下さっている方は何度もすみません。。飛ばして読んで頂いても大丈夫です!!笑)
仕事をしていく上で大事なのは、撮影現場でクライアントさんをお待たせしない事です。
撮影時カメラマンは、被写体の身なりや、立ち位置、ポージング、光の当たり方等、、気にかけるポイントがたくさんあります。
そんな状況で、設定するのに時間をかけていたらどうでしょうか?
僕が依頼者ならやはり「このカメラマン大丈夫かな、、」と不安になります。
大事なのは、撮影までに決めれる事は決めておくとゆう事です。
設定は打ち合わせの段階で、撮るロケーションやシュチュエーションをクライアントさんから聞いていたら、予測ができます。
ですが、ISO感度に関してはどんなロケーションやシュチュエーションであっても、SS、F値を先に決めた上で、足りない明るさをISO感度を上げて補うとゆう事さえ覚えていれば設定に手間取る事はありません。
以上の事から、今回紹介した設定を是非参考にしてみて下さい( ´ ▽ ` )ノ
まとめ
いかがだったでしょうか?今回も僕が仕事で撮影する際の設定や考え方をお伝えしてきました。
ISO感度はF値とSSに比べて設定のやり方はシンプルです。
ですが、F値の設定にしてもSSの設定にしても、覚えてしまえば手間取る事はありません。
この3つの設定は基本設定であり、それと同時に写真の表現や良し悪しを決める重要な設定でもあります。
出来る限り早く覚えてマスターしましょう!!
そうすると仕事で焦らず迅速に撮影を行う事が出来るようになります(`_´)ゞ
もしここが分からないとか、こうゆう時どうしたらいいの?等、
質問がある方は遠慮なくコメントやお問合せ下さいね!!
それでは今日はこの辺で。。
ほなまた( ´ ▽ ` )ノ