今回はシンガーソングライター歴15年以上の僕が、歌詞の書き方が分からない初心者の方におすすめのコツをご紹介します( ´ ▽ ` )ノ
「曲を作ったけど歌詞はどう書いたらいいんだろう」、、「書きたい事はあるのにイメージを文章に出来ない、、」等のお悩みを解決します!!
クリエイティブの世界に答えはないのですが、実際に僕も歌詞の書き方で悩んで、試行錯誤した上で自分の歌詞の書き方を確立できました。
そんな僕のやり方が、少しでも悩んでる初心者の方の参考になれば幸いです( ^ω^ )
カッコつけなくていい!!
もうこれがほぼ結論になってしまうのですが(笑)カッコつけなくて良いんです。
僕は生まれて初めて歌詞を書いた時ですが、100点満点の歌詞を書こうとしていました(/ _ ; )
言葉の使いの選び方や、単語の選び方、、全てをカッコいい感じに書こうとしたんです。
これは歌詞ができて、時間が経ってから気づいたのですが、まぁーダサい(笑)
びっくりしましたね、自分では超カッコよく書いたつもりが時間経って見ると、
赤面しそうなぐらい恥ずかしくてダサい歌詞でした(//∇//)
未だに誰にも見せていません(^_−)−☆
それでも何故これがダサいと思うのかを冷静に考えました(笑)
すると自分なりの答えがいくつか出てきました、、
- 自分が普段使わない言葉使い
- 難しい単語が多い
- 起承転結になっていない
- 何を伝えたいのか分からない
この4つになります。
自分が普段使わない言葉使い
時間が経って改めて読み返して、初めに気付いた違和感がこれでした。
「この歌詞俺が書いたん?」と思ったくらい、自分の言葉使いじゃなかったんですね。
例えば普段は「俺」や「僕」と使うのに「私」と書いていたり、(女性目線で書くならアリですが、、)言葉使いが悪いのに丁寧語使いまくってたり(笑)とかですね。
とにかく読んでいて気持ち悪かったです。。
自分らしさが全く感じられなかったんですね。
これが大事で、歌詞を見た時に誰が書いたのかが分かる言葉使いを意識しましょう!!
僕は歌詞がしっかり書けるようになって、ライブで友達を呼んで、終わった後感想を聞いた時に、「歌詞が僕らしいわー」と言ってもらえてすごく嬉しかったんです。
なので自分らしい言葉使いで歌詞を書く事をお勧めします(`_´)ゞ
難しい単語や英語が多い
カッコつけたいが為に、難しい単語や英語をこれでもかとゆうくらい使っていました(笑)
自分でも辞書を引かないと分からないような単語をチョイスしたり、
翻訳機を使って英語の文章を多用していました。
難しい単語を使ったらいけない訳ではないのですが、僕はそれを多用していたのが問題でした。
はっきり言ってもう訳わからないんですよね(笑)
1曲の中に少しだけ難しい単語を使って、歌詞を読んだ人が「この単語の意味なんやろ?」と思わせるような使い方だと歌詞にスパイスが効いて面白くなるのですが、多用するのはやはりNGです!!
次に英語ですが、これも同じで多用するのは控えた方がいいです。
もちろん洋楽が好きで影響されて、1曲丸々英語の歌詞を書いているアーティストさんも数多くいます。それはそれでカッコいいのですが、僕の個人的な意見では、基本的に日本人なら日本語で書きましょうとゆう事です。
もちろん僕も1曲丸々英語で作った歌詞があったのですが、歌っていてまぁ気持ちが入らない(笑)元々英語が話せる方なら別かもしれませんが、大半の方はそうじゃないはずです。
僕は洋楽を聴いて音楽にのめり込んだので、英語のカッコ良さは知っています。
ですが、自分で作詞するのはまた別です。
歌詞は曲に乗せて誰かに届けるために作りますよね?。
例えば、日本人の彼女に「I love you」と「僕は君を愛してる」どちらが彼女の心に響くでしょうか?とゆう事なんです。
そういった理由から、日本人なら日本語で書きましょうとなります!!
僕は歌詞を書いてる時に、「ここは英語の響きの方が合いそうだな」と感じる時があります。
そんな時は部分的に英語を入れる時もあるのですが、基本的に中学生レベルの英語しか使いません。
大半の人が意味の分かりそうな英語をチョイスして、日本語の歌詞に、これもスパイス的に入れている感じになります。
部分的に少し入れる程度だと、自分も気持ち悪くないし、聴いてる人も簡単な英語ならスッと耳に入りやすいので、こうゆう使い方を僕はお勧めします!!
起承転結になってない
後から気づいたのですが、起承転結を意識すると歌詞にストーリー感が生まれてまとまるし、書くスピードが格段に早くなります。
僕は最初そんな事も考えず書いていたのですが、ある時自分の日常生活を歌詞にしたくて、ノートに日記みたいに書いてみました。
不思議なもので、「歌詞を書くぞ」とゆう意識で書くより「日記を書こう」とゆう気持ちで歌詞を書いてみたら、スラスラ筆が進んだんです。。
その理由を考えたら、日記は起承転結がハッキリしていました。
『起』いつ何処で誰が何をしたのか『承』具体的なエピソードや主人公の感情
『転』場面の変化『結』1番伝えたい事
これは意識せず日記みたいに書いて、読み返して後から気付きました。
自然に起承転結になっていたんですね。
それに気付いた僕はこれを自分のスタイルにしました。
日記のようにノートに書く→それを曲のメロディーの文字数に合わせて短縮する
これで歌詞にストーリー感が生まれてまとまりがでたし、歌詞を書くスピードが格段に早くなりました。
何を伝えたいのか分からない
冒頭にもお話した通り、僕はカッコ良く書こうとしていました。
結果ダサい歌詞になってしまったのですが、その時は現実の出来事を赤裸々に書くとゆうのがダサいと思っていたんですね。
なので、ありもしないデタラメなストーリーを作ってカッコ良く書こうとしました。
これまた時間が経ってから読み返したら、「こいつ何が言いたいねん」と客観的に見て感じました(笑)
でもそれで気付く事ができました。
自分が体験していない事は人に伝えられないと。。
ここから歌詞を書くスタイルが変わり、今ではそれが確立しています。
自分の現実に体験して思った事、感じた事を包み隠さず書く事にしたんです。
そうすると、歌う時に気持ちの入り方が全く違いました。
自然に感情が曲に乗る様になったのです。
世に出てる曲の中には、フィクションの歌詞を書いてるアーティストさんも多数存在します。
それでも人を感動させれるのは、例えフィクションの歌詞であってもアーティストさん自身が、その歌詞に感情移入しているから人の心を揺さぶる事ができるのですね。
これは流石にプロと言われる所以です。。
僕自身は歌っていて気持ちが乗るのは、やはり自分の体験に基づいて作った歌詞なので、そのスタイルは現在も変えずに続けています。
自分の気持ちが乗らないとリスナーの気持ちも乗りません。。
このスタイルを確立してからとゆうもの、ライブ終わりに「歌詞がストレートでめっちゃ心に響いたわ」とか「歌にすごい感情が乗ってたから感動してもたわ」等の声をもらえる様になりました。
ちゃんと歌い手としてリスナーに届ける事ができたんやな、、と思えた瞬間でした。。
めちゃくちゃ嬉しかったです。
長くなりましたが話を戻すと、初心者の方はまず自分の体験して思った事や感じた事を、難しく考えず日記のようにストレートに書いてみて下さい!!
そしてそれが自分に合っていると感じたら、僕のようにそのスタイルを確立するでもいいですし、フィクションの歌詞も書いてみたいと思うのであればチャレンジしてみて下さい(`_´)ゞ
まとめ
いかがだったでしょうか?これが15年以上歌詞を書いてきた僕の中の答えでした。
初めにもお伝えした通り、クリエイティブの世界に何が正しい間違ってるとゆうのはありません。答えは自分で見つけて、自分の心の中にだけ存在するものです。
今回僕がお伝えした事も、絶対これが正しいとゆう話ではありません。
あくまで歌詞の書き方で悩んでる方に向けて、自分が歌詞を書くためにしてきた事を何か少しでも参考になって頂けたらとゆう気持ちで書いてきました。
この記事を読んで、歌詞が書けるようになった人が1人でもいたら幸いです。。
最後に『note』に僕の歌詞を載せてますので、良ければ気になった方は1度こちらから覗いてみて下さい!!
それでは今日はこの辺で。。
ほなまた( ´ ▽ ` )ノ